色々やる流れです。
ネットブックにUbuntu Server入れる
の記事になります。
今日は無線LANでアクセスポイントに接続と言う気分ではなかったので
家庭内で使ってるNASをUbuntuにマウントする予定です。
NASはBuffaloのNASでLinkStation
LS210D でファームはVersion 1.67-0.01になります。
お手頃な値段で中々良いです。
NASのIPは192.168.1.123で
家族も使うためユーザー認証とアクセス制御を設定しています。
そこのshareフォルダを/mnt/nas辺りにマウントするなら
~$ sudo mount -t cifs //192.168.1.123/share /mnt/nas -o username=NASUSER,password=NAS_PASS,dir_mode=0777,file_mode=0777,soft
かな?等と考えます。
自分のホームフォルダにマウントするなら
まずコマンドを入れます。
~$ sudo apt install cifs-utils
次にマウント先を作ります
~$ sudo /mnt/nas
そして先ほどのコマンドを実行
sudo mount -t cifs //192.168.1.123/share /mnt/nas -o username=NASUSER,password=NAS_PASS,dir_mode=0777,file_mode=0777
mount error(22): Invalid argument
Refer to the mount -t cifs(8) manual page (e.g. man mount -t cifs)
はい?
当たり前だけど何回やっても同じ結果、コマンド入力ミスもない
何が悪いのか解らない。
根本的な所でコマンドミスってる?と
Windows7機のtmpフォルダをマウントしてみる
~$ sudo mount -t cifs //192.168.1.13/tmp /mnt/nas -o username=Win7_USER,password=Win7_PASS,dir_mode=0777,file_mode=0777
問題なくマウント出来る
検索してもわからない
LinkStationをマウントするには
Sambaプロトコルを2.0にする必要があると言う情報を見たような気がする
(かなりの数を見たためurl紛失)
,dir_mode=0777,file_mode=0777は面倒なのでしばらく省略
sudo mount -t cifs //192.168.1.123/share /mnt/nas -o username=NASUSER,password=NAS_PASS,vers=2.0
mount error(22): Invalid argument
Refer to the mount -t cifs(8) manual page (e.g. man mount -t cifs)
変わらず、ダメ
見える分には見えるよね?と思ってsmbclientを入れ確かめる
$ sudo apt install smbclient
~$ sudo smbclient -L 192.168.1.123 -U%
WARNING: The "syslog" option is deprecated
OS=[Unix] Server=[Samba 3.6.19-60.osstech]
Sharename Type Comment
--------- ---- -------
info Disk LinkStation Utilities
share Disk LinkStation folder
share2 Disk 共有フォルダ
IPC$ IPC IPC Service (LinkStation)
見えてて問題なさそう。
Sambaのバージョンも3なんだけどなぁ…と悩む
LinkStation側の設定も確認することにする。
当然だけどSMBはオンになってるな…と、詳細設定を見たらここか!
つまりLinkStation側はバージョン1.0のみで
現在のcifsコマンドはバージョン1.0を明示しないとダメ?
まずはLinkStationの設定はそのままでマウント
~$ sudo mount -t cifs //192.168.1.123/share /mnt/nas -o username=NASUSER,password=NAS_PASS,vers=1.0
出来た…
ls /mnt/nasで中も見える
~$ sudo /mnt/nas
してアンマウントして今度はLinkStationのSMB2プロトコルを有効にして
本命のコマンド、オプションも色々付けて
~$ sudo mount -t cifs //192.168.1.123/share /mnt/nas -o username=NASUSER,password=NAS_PASS,vers=2.0,dir_mode=0777,file_mode=0777
,nounix,soft
はい、出来ました。問題解決、終了
~$ ls -al /mnt/nas
それででちゃんと結果が帰ってきます。
~$ sudo umount /mnt/nas
ちょっと欲を出して録画機のNASNEの方もマウントしてみます。
どうせこっちも1.0だろう
~$ sudo mount -t cifs //NASNEのIPアドレス/share1 /mnt/nas -o username=USER,password=PASS,vers=1.0,dir_mode=0777,file_mode=0777,nounix
こちらもすんなり上手くマウント出来ました。
ただしshare1フォルダなので録画データを見られる訳じゃありません、注意。
普通ならfstabに登録して起動時自動マウントにする所ですが
うちのLinkStationは夜はお休み設定なので辞めておきます。
でも、それはそれで一応情報確認をする。
/etc/fstabに追記すればいいかな?
//192.168.1.123/share /mnt/nas cifs username=USER,password=PASS,file_mode=0777,dir_mode=0777,vers=2.0,
nounix,iocharset=utf8,defaults 0 0
と思ったらOS起動直後はnetfsが起動して無くてマウントされないと言う話がちらほら。
fstabに記述してsudo mount -aでは問題は無かった。
しかし実際に試すと時々はマウントされてるのが不思議だけどかなりの確率で上手く行かない。
「rc.localにmount -aを書け」「autofsを使え」等の対応はあるようだけどどうしたものかな…
http://www.samba.gr.jp/project/translation/3.5/htmldocs/manpages-3/mount.cifs.8.html
mount.cifsとmount -t cifsってどちらが良いんだろうか…
一緒だけど入力ミスを考えたらmount.cifsの方なのかなぁ
いくつか問題を残しつつ今日はここまで
しかし、まさかSMB1.0を明示する必要があるとは…
と思って検索すると
https://qiita.com/dyony/items/b91e531ca6f50b480b2e
>原因はLinux Kernel 4.13からSMB 3.0がデフォルトCIFSになって,SMB1.0が無効になったみたいなことらしいですよ。
等と1.0が無効になってる情報がちらほら
家庭用NASとして売ってる機械をLinuxでマウントする時は注意です。
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