ネットブックのHP mini 1000にUbuntu Serverを入れて
色々やる流れです。
ネットブックにUbuntu Server入れる
の記事になります。
Ubuntuサーバーをインストールし無線LANのドライバを入れ
無線LANユニットのスイッチをオンにして
アクセスポイントをスキャンした所までです。
作業中のOSのバージョンは
uname -a
Linux pine 4.13.0-36-generic #40-Ubuntu SMP Fri Feb 16 20:06:51 UTC 2018 i686 i686 i686 GNU/Linux
sudo cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=17.10
DISTRIB_CODENAME=artful
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 17.10"
と思ってたら作業して記事書いてる間にupdateされまして
uname -a
Linux pine 4.13.0-37-generic #42-Ubuntu SMP Wed Mar 7 14:12:29 UTC 2018 i686 i686 i686 GNU/Linux
cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=17.10
DISTRIB_CODENAME=artful
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 17.10"
になりました。（2018/03/14 21:18）
ネットブックの電源を落として一晩寝かせたので再度スキャンからやります。
~$ sudo iwlist wlan0 scan
wlan0 Interface doesn't support scanning : Network is down
スイッチの入れ直しかららしいです。
ロックされてるんだろうな、と見てみると
~$ sudo rfkill list
1: phy0: Wireless LAN
Soft blocked: no
Hard blocked: no
2: hp-wifi: Wireless LAN
Soft blocked: no
Hard blocked: no
おや？昨日は再起動したらロックされてたのに
今日は最初からロックが解除されてる？
寝る前にscanに成功したので設定が上書きされたかな？
ここまでの手順は解ってるので気にしないことにして
無線LANの電源を入れる
~$ sudo ifconfig wlan0 up
~$ iwconfig wlan0
wlan0 IEEE 802.11 ESSID:off/any
Mode:Managed Access Point: Not-Associated Tx-Power=20 dBm
Retry short limit:7 RTS thr:off Fragment thr:off
Power Management:off
Tx-Power=20 dBmだから電源入った。
スキャンすると大量のログが流れるのでESSIDだけ確認する
~$ sudo iwlist wlan0 scan | grep ESSID
ESSID:"Buffalo-G-XXXX"
ESSID:"XXXXX" ←伏せたけどうちのAP
見えた。問題ない。
ここで普通なら無線で接続してインターネットと行く所なのですが
有線で繋いでるのでそのうちでいいや、と言う感じ。
この無線LANを使ってネットブックを無線LANのアクセスポイントにします。
参考にここを見ながらやる
https://qiita.com/KuwabataK/items/5903c7584657151d576a
Qiita人気で情報がかなり集中してるね
サービス終了の情報ロストがちょっと怖い。
それはさておき上から順に実行
sudo apt install hostapd
はいる
gitからファイル持ってくるのでtmpでも掘ってそこでやろう。
mkdir ~/tmp
cd ~/tmp
git clone https://github.com/oblique/create_ap
gitは最初から入ってた、これも問題なく入る。
~/tmp$ cd create_ap
~/tmp/create_ap$ sudo make install
makeがないとエラー
build-essentialを入れる
sudo apt install build-essential
再度make installする
~/tmp/create_ap$ sudo make install
install -Dm755 create_ap /usr/bin/create_ap
install -Dm644 create_ap.conf /etc/create_ap.conf
[ ! -d /lib/systemd/system ] || install -Dm644 create_ap.service /usr/lib/systemd/system/create_ap.service
install -Dm644 bash_completion /usr/share/bash-completion/completions/create_ap
install -Dm644 README.md /usr/share/doc/create_ap/README.md
ネットブックなので時間が掛かるかと思ってたら
一瞬で終わって困惑したけど終わったらしい。
which create_apしたら上にある通り/usr/bin/create_apにちゃんといた
実行するコマンドは
#create_ap [options] >wifi-interface< [>interface-with-internet<] [>access-point-name< [>passphrase<]]
らしいのでうちではこんな所かな？
~$ sudo create_ap wlan0 enp2s0 mini100_ap hogehoge
無線LANが wlan0
有線LANが enp2s0
アクセスポイント名が mini100_ap
接続パスワードを hogehoge
実行する
~$ sudo create_ap wlan0 enp2s0 mini100_ap hogehoge
WARN: Your adapter does not fully support AP virtual interface, enabling --no-virt
Config dir: /tmp/create_ap.wlan0.conf.KkG4q1UT
PID: 7366
Sharing Internet using method: nat
hostapd command-line interface: hostapd_cli -p /tmp/create_ap.wlan0.conf.KkG4q1UT/hostapd_ctrl
Configuration file: /tmp/create_ap.wlan0.conf.KkG4q1UT/hostapd.conf
Using interface wlan0 with hwaddr 00:23:4e:64:8f:57 and ssid "mini100_ap"
wlan0: interface state UNINITIALIZED-<ENABLED
wlan0: AP-ENABLED
wlan0: STA XX:XX:X:XX:X:XX IEEE 802.11: authenticated
wlan0: STA XX:XX:X:XX:X:XX IEEE 802.11: associated (aid 1)
wlan0: AP-STA-CONNECTED XX:XX:X:XX:X:XX
wlan0: STA XX:XX:X:XX:X:XX RADIUS: starting accounting session 5AA8EC2A-00000000
wlan0: STA XX:XX:X:XX:X:XX WPA: pairwise key handshake completed (RSN)
となってるのでスマホから確認と接続
見えてる見えてる
繋がるかな？
繋がった、Web見るのも『思ったよりは』結構早い。
アクセスポイントとしての動作の確認できたので
ターミナルに戻ってCtrl+cしてcreate_apを止めます。
^C
wlan0: interface state ENABLED-<DISABLED
wlan0: AP-STA-DISCONNECTED XX:XX:X:XX:X:XX
Doing cleanup.. wlan0: AP-DISABLED
nl80211: deinit ifname=wlan0 disabled_11b_rates=0
done
何も困らなくすんなり上手く行きました。
create_ap便利すぎる。
さてcreate_apのコマンド色々試すのは置いておいて
先ほどのページに載ってたhavegedを試してみようと思います。
~$ sudo apt install haveged
~$ sudo cat /proc/sys/kernel/random/entropy_avail
1125
低いけどこんなもんかな？
再度create_apをしたら次々とlow entropyの文字が
一分掛からずネットブックの動きが遅くなり
焦ってcreate_apを止めたら有線LANのデバイスが死にました。
havegedを動かしてパフォーマンスを上げるだけのスペックがなかった？
OSを再起動したら有線LANは復活したけれどhavegedはアンインストール。
entropy_availの値は350程度になってたけど放置してたら徐々に増えていって
今は650…709…
havegedがエントロピープールを確保しようとして落ちたのかなぁ
無線LANのアクセスポイントとしてやれば使えるけど
同時に他のことはやらない方が良さそうと言う結論
問題は多少あったけどハマらず
無線LANのアクセスポイントを動かす目標は達成できたので
今日はここまで
次は普通に無線LANを接続したりNASをマウントして
その次はXrdpでも入れてみようか
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